結婚式は、主役の新郎新婦にとってはもちろん、親族や参列するゲストにとっても、晴れやかで特別な一日でしょう。
”ハレの日”のテーブルを飾るに相応しいアイテムとして、やはりワインは必需品です。

しかしながら、結婚式で飲んだワインが印象に残ることって、意外と少ないように思います。
新郎新婦がよほどのワイン愛好家ならば、ワインリストを自分たちで作成したり、ワイナリーでのウエディングパーティーを企画することはあるかもしれませんが、ほとんどの場合、”ワインは結婚式場にお任せ”のパターンも多いのではないでしょうか。

特別な晴れの日、それでは少々もったいないような気もします。
とはいえ、ワイン選びってなんだか難しいし、他にもやることいっぱいあるから、ワインにだけ拘っていられないのよね、という気持ちもわかります。
しかし、「日本ワイン」であればどうでしょう。ラベルは日本語でわかりやすいし、現在は全国ほとんどの都道府県でワインが造られています。

全国でゲストハウスやホテル事業を展開し、ウェディングプロデュースを手がける株式会社テイクアンドギヴ・ニーズでは、なんと「日本ワインが飲める結婚式」ができるそう!!

その名も『日本ワイン応援企画』だそうですが、どんな内容なのでしょうか。
今回は、アーフェリーク白金にお邪魔し、企画の内容はもちろん、趣旨やきっかけ、企画の進捗状況、さらには今後についてなど、担当の椿原様に幅広くインタビューさせていただきました。
これから結婚式場をお探しの方はもちろん、日本ワインを応援するみなさまには、ぜひこの取り組みを知ってもらいたいと思います。

日本ワイン応援企画について

【『日本ワイン応援企画』プレスリリース】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000108.000012799.html

結婚式での日本ワイン、どう選ぶ?!

企業としての取り組み、それによる新郎新婦やゲスト、生産者たちそれぞれにもたらす”よいこと”がわかりましたが、では実際にワイン選びはどうしているのでしょうか。

お客様とパーティーのご相談やサービスを担当する森様に、実際の現場での進め方などをお伺いしました。

単純にワイン自体の味わいなどのほか、新郎新婦のゆかりの場所、お料理とのペアリングなど様々な観点で、相談に乗っていただけるようですね。
そして、彼らはソムリエや日本ワイン検定などの専門的な資格を保有するプロフェッショナル。
専門知識を持った彼らに、様々な観点からアドバイスをもらい、一緒にワインを選んでいけるのは大変心強いことですね。
また、現在さらに多くのスタッフが日本ワイン検定合格に向けて勉強会を行うなど切磋琢磨しているとのこと。
今後さらに日本ワインの取り扱いは増えていくことが予想されます。

さいごに

一生にそう何度もない、誓い、感謝、祝福の特別な日。
その時に開けるワインにも特別な意味を持たせ、それらを大切な人たちと一緒に味わえれば、より思い出深い一日になること間違いないでしょう。

日本ワイン検定とは

「日本ワイン検定 日本ワインマスター・日本ワインアドバイザー呼称資格認定試験」は、日本ワインについての正しい知識の普及、啓蒙を図るために2011年4月から始まった日本ワイン関連唯一の検定試験です。

試験内容は、日本ワインのブドウ栽培、醸造、産地、歴史などについての基本的なものから、2級、1級と上位級になるにつれ高度な専門知識やテイスティング能力が試される試験です。

3級合格者は3級合格の認定を、2級合格者は「J.W.E.C.日本ワインアドバイザー」呼称の使用許可を、1級合格者は「J.W.E.C.日本ワインマスター」呼称の使用許可を得ることができます。

【日本ワイン検定公式】

https://nihonwine.jp/kentei/