ミシュランやゴエミヨなどに掲載される一軒家レストラン「外苑前JULIA」
女性シェフnaoさんと、オーナーソムリエ本橋さんによるユニット。
(2年半前から全てのお料理に、日本ワインでのペアリングをスタートされてます)
扉が開いたとたん外観と全く違う、スタイリッシュなJULIAの世界へ!
通常は食前酒&食後酒を楽しめる1階ラウンジを通って、2階へ。
目に飛び込んでくるオープンキッチンとカウンターの存在感、その導線レイアウトにも驚きが!
株式会社CruXエグゼクティブパートナー西浦より、ご挨拶と広島三次ワイナリー取締役ワイナリー長の太田さん・JULIA本橋さんnaoさんご紹介。
そしてメーカーズランチがスタート。
太田さんよりワイナリーの説明を頂き、まずはデキャンター2024とIWC2024どちらもシルバー受賞のスパークリングワイン“VILLAQUA YELLOW”で乾杯。
シャルドネ100%瓶内二次発酵で泡もきめ細かく、ハチミツや洋梨・あんずを思わせる豊潤な香り。
広島三次ワイナリー/VILLAQUAイエロー(白泡) – 日本ワインの店 クラフトワインショップ (craftwineshop.com)
一口サイズの前菜は精巧でとても美しく、ドライなワインに鯵・鰹・常陸牛の豊潤な旨味が最高のペアリング。
アスパラガスにパイナップルと斬新な組み合わせの二品目には、辛口デラウエアの白ワインをペアリング。
こちらもヴィンテージは違いますが、昨年の日本ワインコンクールで金賞を受賞。
広島三次ワイナリー/ TOMOE デラウェア 2023(白) 750ml – 日本ワインの店 クラフトワインショップ (craftwineshop.com)
濃厚な牡蠣ソースと、デラウエアのトロピカル感とパインの風味が一体化して素晴らしいペアリング。
3本目は、TOMOEシャルドネ新月2022。こちらもデキャンター2024とIWC2024でブロンズ受賞。
樽発酵・樽MLF発酵・シュールリーで製造された、贅沢なシャルドネ。バターが効いたバニラオークを思わせ、ふくよかに仕上げたワインがソースのようにお料理に寄り添います。
広島三次ワイナリー/TOMOÉ シャルドネ新月 2021(白)720ml – 日本ワインの店 クラフトワインショップ (craftwineshop.com)
見た目から華やかな新玉葱が3段に重なり、その中に甘エビやウニ・濃厚なトマトがのった三品目。
ロゼは三次産の葡萄ですが、セパージュは非公開。黄桃や洋梨のようなフルーティーな香り。
太刀魚に春菊のペースト・干したズッキーニの香ばしさにカボス、ぐっと和食風に。
ここまでも十分凄いワインのラインナップですが、後半に向かい更に!
まだラベルも出来てない新シリーズ「POSH」、2018年リリース時に高評価でしたTOMOEピノノワール2016をワイナリーセラーで瓶熟成。100本しかないそうで、発売も未定!
妖艶なルビー色に素晴らしい香り。きれいな酸味となめらかなタンニンが共存、まさにビロード!
太田さんも冷静に丁寧に説明頂きましたが、ここからグッとお話に熱が!
そしてJULIAスタッフの、美しい所作に見惚れてしまいます。
常陸牛は三種のグリーンソースで味を楽しみながらリゾットと共に!
最後の美しいデザートは、メロン・カモミール・モヒート、合わせるのはセミヨンレイトハーベスト(極甘口)こちらはまだボトルに詰めてないそうです(375mlに詰める予定との事、このイベント用に750mlで)。
当然発売予定は未定。
素晴らしいラインナップ、極甘口の写真は有りません。
【外苑前JULIA】
レストラン | JULIA | 外苑前 (juliahospitalitygroup.com)
【広島三次ワイナリー】
最高の日本ワインを。広島三次ワイナリーのTOMOEワイン (tomoe-wine.jp)
太田 直幸
株式会社広島三次ワイナリー 取締役ワイナリー長
1969年大阪府生まれ。1997年ニュージーランドへ渡り、ブドウ畑で働き始める。次第にワイン造りに魅了され、ニュージーランドのワイナリーで働きながら、リンカーン大学で専門的に学ぶ。2012年末に帰国し、2013年2月三次ワイナリーで働き始める。以後、独自のスタイルで新たなワイン造りに奮闘する、期待の醸造家。
西浦 昌文
株式会社CruXエグゼクティブパートナー
日本ワイン.jp チーフコーディネーター