2026年4月18日(土)、東京都武蔵野市吉祥寺のビック酒販

「お酒屋 吉祥寺店」3階セミナールームにて、「第1回 造り手 販売会」が開催されました。

当日、会場には日本ワインに関心の高い参加者が多く来場。

参加者はワインの造り手たちと話をしながら、ゆっくりとワインを楽しんでいました。

本記事では、「第1回 造り手 販売会」の様子をレポートします。

山梨・長野のワインを楽しむ

「第1回 造り手 販売会」に集結したのは、山梨県と長野県の人気4ワイナリー。

  • まるき葡萄酒(山梨県)
  • 岩崎醸造(山梨県)
  • ルミリュウワイナリー(長野県)
  • サンサンワイナリー(長野県)

吉祥寺に誕生したビック酒販 単独路面店の新ブランド「お酒屋 吉祥寺店」で開催される日本ワイン関連のイベントとあって、日本ワインに関心の高い“お酒ファン”の方が参加していました。

イベント当日は、各ワイナリーが厳選した6種類のワインが用意されており、全て試飲・購入可能。

4ワイナリーの代表者と参加者の距離感が近く、造り手とじっくりと話をしながら気になるワインを試飲、さらに気に入ったワインを何度も試飲したうえでボトルを購入する参加者が多く見られました。

さらに、ワイナリー別で味わいの違いを比較して楽しんでいる方やあまり出回っていないブドウ品種のワインを楽しんでいる方、栽培方法や醸造方法のこだわりを真剣に聞いている方など、試飲会はとてもアットホームな雰囲気。

だからこそ参加者の多くは、「このワインをもう一度飲みたい」と何度も試飲を繰り返しながらお気に入りのワインを発見し、そのボトルを購入といった試飲・販売会としての理想的な流れが構築されていました。

各ワイナリーの代表者も、「お客さまとゆっくりと話をしながらワインの魅力を伝えられた。人数や距離感が理想的で、とても有意義な時間を過ごすことができた」と充実した様子。

日本を代表する銘醸地である、山梨・長野の魅力と今を発見できるイベントでした。

参加ワイナリー おすすめワイン紹介

「第1回 造り手 販売会」に集結したのは、日本ワインファンから絶大な支持を得ている4ワイナリー。

それぞれのワイナリーについて、さらにおすすめのワインも紹介してもらいました。

まるき葡萄酒

山梨県の勝沼町に位置する、人気ワイナリー「まるき葡萄酒」。

同ワイナリーの創業者はワイン醸造技術習得のために日本人で初めてフランスに渡った土屋龍憲としても有名で、日本最古のワイナリーでもあります。

主役は料理、ワインは主役を引き立てるものといった考え方を軸に、“日常に寄り添うワイン・特別な日を彩るワイン”を日本ワインファンに届け続けている老舗ワイナリーです。

まるき葡萄酒

コリエドゥペルル ブランムスー

まるき葡萄酒からは、定番の「ラフィーユ」シリーズなどが登場。

ここでは、同ワイナリーがとくに推したいという『コリエドゥペルル ブランムスー』を紹介します。

甲州を原料につくられたスパークリングワインで、爽やかな酸味とすっきりした口当たり、甲州らしい香りと引き締まった旨味を感じさせる1本です。

『コリエドゥペルル ブランムスー』は、原酒に二酸化炭素を溶かし込みつくられるカーボネーションと呼ばれる製造方法で造られていますが、その工程にはこだわりが詰め込まれているとのこと。

甲州の柑橘のニュアンスや酸味、味わいをよりいかすため、スパークリングワイン用に原酒を調整。

原酒に二酸化炭素を入れた後、一定期間静置させているため炭酸とワインが馴染み一体感が生まれます。

やわらかな泡、厚みを感じさせるうまみ。

和食から洋食、中華など幅広い料理とのペアリングを楽しめる、親しみやすいスパークリングワインです。

岩崎醸造

ブドウ栽培とワイン醸造に努力していた醸造免許者130名が、1941年に共同して設立した老舗ワイナリー、「岩崎醸造」。

勝沼町の「岩崎」で設立されたワイナリーで、設立以来掲げるブランド「ホンジョー・ワイン」の品質に定評があります。

ブドウはワイン銘醸地である勝沼町の祝地区のものを主に使用。

勝沼のテロワールをしっかりと感じることができる、日本ワインファンにぜひ知ってほしいワイナリーです。

岩崎醸造(ホンジョーワイン)

シャトー・ホンジョー 甲州かもし 常盤に燃る

岩崎醸造からは、「シャトー・ホンジョー・シリーズ」や「ワイナリーから届いたぶどうジュース 白」などが登場。

その中でも、ぜひ日本ワインファンにおすすめしたい1本が、『シャトー・ホンジョー 甲州かもし 常盤に燃る』です。

晩秋に熟度の高い甲州を収穫して仕込まれるオレンジワインで、和柑橘やカリン、黄桃だけでなく、柿や茶葉にも通じる香りをキャッチできます。

風味はやわらかく充実したうまみ、パワフルなタンニンがボディを下支えする、日本でも最高峰のオレンジワインと言っても過言ではないでしょう。

『シャトー・ホンジョー 甲州かもし 常盤に燃る』は、岩崎醸造が長年造る定番銘柄ですが2019年にブラッシュアップされています。

原料となる甲州は岩崎に位置する自社畑で栽培されたもので、谷から風が吹き込むなど栽培条件的に晩熟させても酸が残るだけでなく、フェノール量も高い状態で収穫できるとのこと。

この自社畑で収穫される甲州は、瑞々しく余韻に渋みがしっかりと残るワインに仕上がるとか。

“畑の個性を大切にしたい”という思いから、土地の個性に合わせたワイン造りを続ける岩崎醸造。

その想いが全面に表現された『シャトー・ホンジョー 甲州かもし 常盤に燃る』は、日本ワインファン必飲の1本です。

※『シャトー・ホンジョー 甲州かもし 常盤に燃る』は、日本ワインコンクール2025甲州部門で最高金賞を受賞したワイン。オレンジワインとして初の受賞です。

ルミリュウ

長野県安曇野市でブドウ栽培とワイン醸造を行う、ワイナリー「ルミリュウ」。

フランス語で「真ん中」を意味するワイナリー名で、小手先に走らず、本質を真っ直ぐ貫いていくという想いで活動するワイナリーです。

安曇野の気候・風土をいかしたワインづくりを心がけており、エレガントさやフィネスを意識した味わいが特徴。

安曇野の特産品でもあるりんごを使用したシードルにも定評があります。

ルミリュウ

リブラ・リュウガンオレンジ

「ルミリュウ」ブースでは、当日「Polaris」シリーズなどが登場。

中でもおすすめの1本が、『リブラ・リュウガンオレンジ』です。

長野県産の唯一の地元品種「竜眼」を使用したオレンジワインで、薬草やハーブのアロマ、レモンの柑橘香が絶妙に調和した質の高い仕上がり。

みかんのような柔らかな酸味と果実味、ほのかなタンニン、アフターに微かな苦味が残る、バランスの取れた一杯です。

ちなみに、「ルミリュウ」では、古くから地元で栽培されている古い品種を残したいという思いから竜眼にも力を入れているとのこと。

竜眼は、OIV(国際ブドウ・ワイン機構)への登録に向けた取り組みが現在進行中ということで、今後注目されること間違いなしのブドウです。

今では龍眼のオレンジワインはいくつか見かけますが、オレンジワインで仕込んだワイナリーは「ルミリュウ」が初。

先見の明を持つ、若きワイナリーの挑戦から生まれた竜眼をぜひチェックしてみてください。

サンサンワイナリー

長野県塩尻市に位置する、「サンサンワイナリー」。

荒れ果てた耕作放棄地からスタートした同ワイナリーですが、今や多くの日本ワインファンから支持される長野県を代表するワイナリーへと成長しました。

土地の特性を引き継いだ健全なブドウ、衛生的で清潔な状態を維持することに徹底的にこだわるクリーンでピュアなワインづくりが特徴です。

国際品種を中心に、塩尻のテロワールを表現する質の高いワインに出会えます。

サンサンワイナリー

柿沢シャルドネ ネイキッド

「サンサンワイナリー」からは、「柿沢」シリーズや「サンサン」シリーズが登場。

その中でも、日本のシャルドネのイメージを変える『柿沢シャルドネ ネイキッド』を紹介します。

自社畑柿沢のシャルドネを100%使用したワインで、「飾らない」や「ありのまま」を意味するネイキッドが銘柄名。

金木犀のような黄色い花や白桃、かりんの香り、凝縮した果実味に爽やかな酸味。

華やかなだけでなく、うまみ、キレの良さなど、完璧なバランスに近い高品質な1本に仕上がっています。

このネイキッドは、以前ワイナリーを訪れた醸造家がステンレスタンクからシャルドネを飲んだ際、“ネイキッド!”と言ったことに由来して名付けられているそう。

自社畑のありのままのシャルドネを表現するため補糖は一切せず、樽香もつけず、ステンレスタンクのみを使用。

“テロワール”を表現した、サンサンワイナリーを代表する1本です。

※『柿沢シャルドネ ネイキッド』は、日本ワインコンクール2025で金賞を受賞しています。

「お酒屋 吉祥寺店」でお気に入りの1本を!

多くの来場者でにぎわった、「第1回 造り手 販売会」。

試飲したワインは店舗で購入できたことから、多くのワインが購入されていました。

さて、今回イベントが開催されたのは、ビックカメラグループのお酒コーナーを運営するビック酒販 単独路面店の新ブランド「お酒屋 吉祥寺店」。

ワインやビール、日本酒、リキュール、スピリッツなどはもちろん、食品やグラス、ワインセラー、おすすめ家電など“お酒関連商品”が一通り揃う、酒好きにはおすすめの店舗です。

同店の2階には、試飲カウンターがあり、気軽に気になるお酒を試すことができます。

さらに、ワインはサーバーでの提供。

日本ワインも楽しめます。(ビールなど一部お酒は店舗購入後、こちらで飲むことができるそうです)

バイヤーを担当する株式会社ビッグ酒販 増田瑞貴さんによると、第2回の「造り手 販売会」も検討中。

試飲会や店舗の最新情報は、「お酒屋 吉祥寺店」のSNSでぜひチェックしてほしいとのことです。

「お酒屋 吉祥寺店」は、日本ワインファンにもおすすめの店舗。

ぜひ、吉祥寺に訪れた際は足を運んでみてはいかがでしょうか。

参考

お酒屋 吉祥寺店

営業時間 11:00~21:00 

電話番号 0422-29-3731

住所 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-7-6

アクセス
最寄駅:吉祥寺駅(北口) JR 中央線・総武線、京王井の頭線

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