関東人は関西人に比べてお酒が好き!?「アルコールに関する調査 東西比較~嗜好編~」が興味深い!

コラム

関東と関西の違い。

言葉はもちろん、食や習慣など、同じ日本であっても関東と関西にはさまざまな違いがあります。

個人的にユニークだな…と思ったのが、“肉じゃがに使う肉の違い”。

どうやら、関東は豚肉で関西は牛肉を使う家庭が多いようで(ちなみに僕は山梨なので豚肉)、関西の人と楽しく議論した記憶があります。

さて、そんな関東と関西の違いですが、お酒についてもいろいろな違いがありそうです。

じつは先日、市場調査会社 株式会社アスマークが「アルコールに関する調査 東西比較~嗜好編~」の結果を発表。

関東の方はアルコールと共に食を積極的に楽しむ傾向だったことがわかったとのことです。

日本ワインファンの方も関東と関西の違いには興味があるはず…。

ここでは、同社の調査をもとに関東と関西のアルコールに対する価値観について考えていきたいと思います。

関東はアルコールと共に食を楽しんでいる傾向!?

出典元:株式会社アスマーク(旧株式会社マーシュ) アルコールに関する調査 東西比較~嗜好編~

 

今調査は、一都三県、二府二県の男女(20〜50代)を対象にWebアンケートでおこなわれたもの。

アルコールに関連するさまざまな調査項目がアンケートとして実施され、それをまとめた結果が発表されていました。

まず気になったのが、「普段アルコールと共に食べる食事の種類」という調査項目。

どうやら関西に比べて関東の方は、アルコールと共に食を積極的に楽しむということが示唆されています。

とくに、「お肉系の食事」をアルコールのつまみとしている傾向が高く(関東83.1%、関西69.8%)、中でも関東女性は肉系だけでなく、お魚系、乾きもの・お菓子、野菜、かまぼこなど、卵・乳製品など幅広い食事とアルコールをお供に楽しんでいる傾向がわかります。

ワインの観点からいえば、「ワインと食事のペアリング」は基本中の基本であり、肉とワインはテッパンのマリアージュ。

どのお酒を飲んでいるかはこのデータからはわかりませんが、関西より関東の方の方が肉を食べた後に酒を飲んで口の中をさっぱりさせる…という楽しみ方が定着しているのかもしれません。

また、関東の女性はまんべんなく食事を楽しんでいる傾向にありますが、健康を意識するだけでなく、そもそも食べ物とさまざまな食事のペアリングを楽しんでいる可能性も考えられます。

関東は好きなお酒の種類にも注目!

出典元:株式会社アスマーク(旧株式会社マーシュ) アルコールに関する調査 東西比較~嗜好編~

 

今調査では、好きなお酒の種類についてもアンケート調査がおこなわれています。

関東・関西問わずビールがやはり人気であるものの、気になるのが「ワイン」のカテゴリ。

関東全体46.3%に対し、関西全体は36.3%。

エリア・性別をみてみると、関東男性37.0%で関西男性31.5%。関東女性55.5%で関西女性41.0%ということで、やはり関東の方はこの調査によるとワインがお好きなようです。

また、エリア・年代別のワインが好きな方という調査項目にも着目。

関東の20代の方が38.0%に対して、関西20代の方が20.0%と大きく差があります。

そして、シャンパン・スパークリングワインのカテゴリは関東50代が45.0%ながら、関西50代は37.0%ということで、関東の方の多くがワインに触れる機会が多いのかな…と思える結果が出ています。

ただ、関西といえば日本酒というイメージですが、これについては関東・関西そこまで差はなく、関東の方も好んで多く飲んでいる結果に。

余談ですが、ブランデーが好きという方は関東50代の22.0%がダントツで、ほか関東・関西の年代ではパーセンテージが一桁でした。

ご存知の通り、ブランデーはワインから造られている蒸留酒。

この結果からも、関東の方はワイン好きが多い?のかもしれませんね。

関東の若い人は酒が案外好き!?

出典元:株式会社アスマーク(旧株式会社マーシュ) アルコールに関する調査 東西比較~嗜好編~

 

ほかさまざまな調査結果が公表されていますが、ここでは最後にアルコール好意度についての調査結果についてお伝えしましょう。

関東・関西の方共に、「とても好き」と「まあ好き」という回答が多いのですが、「とても好き」の項目が関東45.3%で関西35.5%という結果から、“関東の方の方がお酒をとても好きと答える”傾向が強かったと考えられます。

また、気になったのが関東・関西のほかの年代に比べて関東エリアの20代の方の、「とても好き」という数値が51.0%でずば抜けて高かったこと。(関西の20代の方はとても好きが31.0%です)

若者の酒離れがさけばれている昨今ですが、お酒自体を飲まれる20代の方はお酒を愛している…という可能性がある、と考えることができるかもしれませんね。

地域差ネタでわかること

関東、関西という大きなくくりで調査した結果とはいえ、ワイン(酒全般)ファンとしては興味深い結果であることはいうまでもありません。

こういったデータから、関東と関西のライフスタイルの違いや酒に対する姿勢など、いろいろなことがわかってくるはずです。

また、データから関東・関西の違いにおける想像もできます。

関東の方はお酒を提供する飲食店や販売店が多いから酒好きとか、関西はカフェ文化だからお酒というよりコーヒー消費量の方が多いとか…。(個人的な見解)

とにかく、今回は「酒」というくくりでしたが、個人的には「日本ワイン」というテーマで関東・関西のアンケートをしてくれることを祈っております!

出典元

アルコールに関する調査 東西比較~嗜好編~

調査機関

株式会社アスマーク(旧株式会社マーシュ)

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