「Decanter World Wine Awards* 2022」において、キャメルファームワイナリーの「ブラウフレンキッシュ プライベートリザーブ 2020」がゴールドメダルを獲得。

日本のワイナリーとしては、初めての国際品種”ブラウフレンキッシュ”における受賞となりました。

詳細についてお伝えしていきましょう。

キャメルファームワイナリーについて

キャメルファームワイナリーは、眼下に日本海を望み、海からの風がミネラルを運ぶ、余市町登地区に位置するワイナリー。

なだらかな丘陵に広がる13ヘクタールの垣根仕立てのぶどう畑から、品種の魅力、テロワールの特長を最大限に引き出すワイン造りに取り組む人気のワイナリーです。

今回、同ワイナリーが出品したワインコンクール「Decanter World Wine Awards*」は、イギリス発のワイン雑誌「デキャンター」が主催する、歴史と権威ある国際ワインコンテスト。

そこでの受賞は、日本ワインにとっても大変名誉あることです。

「ブラウフレンキッシュ プライベートリザーブ 2020」について

「Decanter World Wine Awards* 2022」には、54ヶ国、各地域よりエントリーされた総数18,244本のワインがエントリー。

約250名の専門家(41名のマスターオブワイン、13名のマスターソムリエを含む)がブラインドテイスティングにより厳正に審査されたとのことです。

「ブラウフレンキッシュ プライベートリザーブ 2020」の原料である、ブラウフレンキッシュはオーストリアの伝統的な品種であり、今回のワインコンテストでは本場オーストリアから2銘柄が出品。

「ブラウフレンキッシュ プライベートリザーブ 2020」は、その本場オーストリアのブラウフレンキッシュを勝る得点を獲得し、ゴールドメダルとなりました。

美しく輝くやや紫がかったガーネット色の「ブラウフレンキッシュ プライベートリザーブ 2020」は、豊かなボディとストラクチャーを表現し、余市らしいフレッシュな酸味とのバランスを追求したミディアムボディの赤ワイン。

ブラックチェリーやレッドカラント、ブラックベリーを煮詰めたような心地よいアロマ、ブラックペッパーやバルサミコ、スミレやミネラルのような香りに、樽由来のスモーキーなニュアンスも感じられます。

口当たりは果実のやさしい甘味と冷涼な気候が生み出す心地よい酸味に、ブラウフレンキッシュならではのスパイシーさが調和し、タンニンやミネラルとのバランスもよい複雑でエレガントなワインに仕上がっているとのことです。

余市の魅力が世界へ

近年、日本だけでなく世界への発信にも力を入れている余市。

今回の受賞は、余市のワインのポテンシャルを世界へ伝える機会になったのではないでしょうか。

これから、余市ワインが世界で活躍するシーンを多く見られそうです。

参考

キャメルファームワイナリー 概要

公式ウエブサイト URL: https://camelfarm.co.jp/
公式オンラインショップ https://camelfarmwinery.jp/