岡山理科大学が、新品種のワイン用ブドウ「マスカットシラガイ」の作出に成功。
新品種登録を申請したとのことです。
詳細についてお伝えしましょう。
「マスカットシラガイ」について
「マスカットシラガイ」は、岡山県の高梁川流域にのみ自生している野生種の「シラガブドウ」とマスカット・オブ・アレキサンドリアを交雑したワイン用ブドウ。
その作出に岡山理科大学の星野卓二名誉教授のグループが成功し、農林水産省に新品種登録を申請、受理されたとのことです。
星野名誉教授は、倉敷市の「ふなおワイナリー」関係者と情報交換する中で、岡山県のごく限られた地域にしか自生しておらず、絶滅が危惧されているシラガブドウに着目し、マスカット・オブ・アレキサンドリアとの交雑による岡山ならではの新種のワイン用ブドウ作りを構想。
2018年2月、岡山理科大学は倉敷市、ふなおワイナリーと包括連携協定を締結し、国が認定した倉敷市の地方創生事業として、「地域資源のブランド化」に向けて本格的に交雑に着手し、2024年には、今までの試験醸造の結果を参考に「マスカットシラガイ」を誕生させたとのことです。
「マスカットシラガイ」のワイン
今回、新品種登録の申請は昨年12月、加計学園と倉敷市が連名で行い、今年6月に品種登録出願が公表。
実際に新品種として登録されるのは4、5年先とのことです。
記者会見が行われた岡山理科大学A1号館1階のプレゼンテーションルームでは、マスカットシラガイの試食とワインのテイスティングも行われ、果実については「甘くてかなり美味しい」、ワインも「マスカットの香りがほんのりして、飲みやすい」などといずれも好評だったとのことです。
マスカットシラガイは、ふなおワイナリーと岡山理科大学の圃場で20株が栽培されており、2028年、2029年には500キロ以上の収穫を目指していきたいとのこと。
今後、岡山からどのような新たな日本ワインが生まれるのか、期待して待ちましょう。
参考
