写真:武蔵ワイナリー(埼玉県)

武蔵ワイナリー

(埼玉県)

有機農業の里・埼玉県比企郡小川町で、農薬を使わず自然のちからだけで育った健全な葡萄を、葡萄がもつ天然の酵母だけで醸した自然派ワイン「小川小公子」をつくっています。

 

ワイナリーの特色

無農薬、無肥料栽培へのこだわり

膝くらいまでの様々な雑草がワイルドに生い茂る福島氏の畑。
そこを掻き分け、葡萄の木まで辿り着くと、その葉は伸び伸びと成長している。
「なるべく余計なことはしない」と話され、その生育環境を大事に考えている。

栽培家・醸造家 福島有造氏

大学卒業後は金融機関にてプライベートバンクの仕事に従事。
そこで多くの経営者たちとの関わりを持つ中、自身での企業への興味が芽生える。
金融ビックバンの時代を経て、やはり好きなものづくりの世界への思いを強くし、お酒に絡む六次産業化が自身に向いているとのことで、ワイナリーを立ち上げた。
もともと理系の福島氏はロジカルに、生育環境、醸造について研究を行い、現在の確固とした自分なりの在り方に至る。

醸造設備

醸造所は木造で土壁。
いくつかの設計士さんに依頼をし、自然な造りを大事にできるこのデザインに決められたそうです。
自然に空気を調節してくれる土壁は、土着酵母にとってもよい環境です。
見た目にも温かみや懐かしさを感じます。

風の心地よいテラスでテイスティングも

小高い丘の上からの眺望を楽しみながら、様々な造りの小公子がテイスティングできる。
このような環境でたくさんの小公子が楽しめるのは珍しい。
(編集部訪問2023.5現在です。テイスティングのワイン種類については、ワイナリーへお問い合わせください)

ワイナリー情報

ワイナリー名
武蔵ワイナリー
住所
埼玉県比企郡小川町高谷104-1
電話番号
0493-81-6344
URL
https://musashiwinery.com/
MAIL
musashiwinery@gmail.com
営業時間
10:00-17:00
定休日
年始(1月1日〜3日)
見学の可否
可(見学案内は事前予約が必要)
扱いブドウ品種
小公子、ヤマソービニオン、メルロー、プティマンサン、シャルドネ、デラウエア、アルバリーニョ、セミヨン、プティヴェルド