五月晴れの大阪、カタシモワイナリーの取締役・醸造責任者と務める高井麻記子さんにお話しを伺ってきました。

まずは有名な圃場へご案内頂きました

外出前に、高井社長から100年葡萄見てって!と軽く言われました(笑)。
圃場は合名山のかなり高い所に有り、ここから見る景色は絶景です。
過去にお邪魔した時も思いましたが、本当にこの場での作業は大変だと思います。

醸造所&テイスティング!

ワイナリーに戻って試飲と、いろいろお話をお聞きしました。

場所は「ヘリテイジテイスティングルーム」と呼ばれる、テイスティングルーム兼ワイン造りの歴史ともいえる明治~大正時代の醸造器具(なんと柏原市指定有形民俗文化財に認定されてます)に囲まれた空間です。

ワインは堅下本葡萄、カベルネソーヴィニヨン&メルロ、ケルナー、利果園MBA、華やか薫るネオマスカット&リースリング、大阪ど根性スピリット等いろいろ飲ませて頂きました。
秀逸なのはデラウエアで造った“宝吉ワイン”。
耕作放棄地が吉を生み出す宝の畑になるよう願いを込めて名付けられたそうです。
白いお花を連想させる爽やかな香り、バランスのいいしっかりとしたコクも感じる中口です。

この5月14日には「100年つむぐ葡萄とワインの記念祭」が開催されるそうです。

これは大阪市とアグリパートナー協定を結び農福連携によって、契約農家産100%のデラウエアが収穫できワインが完成した記念祭です。

また大阪ワイナリー協会一丸となって取得した「GI大阪」も、ビジネスとして大きいとおっしゃってました。

麻記子さんのテンポの良い語りで、時間もタイムアップ。

今回醸造所は拝見しませんでしたが(過去に見てます)、カタシモワイナリーさんはまさに街中ワイナリー(あとから周りに家屋が立った)。

語り全てに地元愛を感じ、圃場やワイナリーに人が集まる事に価値を感じでらっしゃると思いました。

今回の大阪フェス含めワイナリー訪問し、改めてCruXでしっかり大阪のワイナリーをご紹介して行きたいと思います。

 

西浦昌文
日本ワイン.jp  ★ チーフコーディネーター★
ヴァン・ジャポネ ★ スペシャルアドバイザー★
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