先日コラムで紹介した、ドメーヌヒデとwa-syu のコラボレーションワイン「壺仕立て オレンジ 甲州 2021」。

去る5月3日(火)、ウィルトス自由が丘にて同ワインのリリースを記念した試飲会が開催されました。(参加したのはメディア向け試飲会)

今回の試飲会には、なんとドメーヌヒデの醸造家 渋谷英雄氏も登場。

本記事では、当日の様子を簡単にレポートしていきます。

渋谷氏によるここでしか聞けないエピソード満載!

イベントは、「壺仕立て オレンジ 甲州 2021」の乾杯からスタート。

その後、ウィルトスのオーナーの中尾有氏と渋谷氏、wa-syuバイヤーの菊池良実氏が同ワインが完成するまでのエピソードを語りました。

とくに印象深かったのは、京都の老舗窯元「嘉祥窯(かしょうがま)」と開発した、ワインを熟成させるための「呼吸する陶器の壺」のくだりです。

最初に4つの試作品で甲州を入れた際、4種類全く別の味わいに仕上がったこと。

樽と違って日ごと味わいの変化が大きいこと。

“壷は生きている、まさに茶器と同じであり、そこがおもしろさ”と渋谷氏も、今回の挑戦に手応えを感じているようでした。

「壺仕立て オレンジ 甲州 2021」の味わい

今回、特別に試飲できた「壺仕立て オレンジ 甲州 2021」。

渋谷さん曰く、7つの壷で仕込んだ甲州をバランスよくブレンドして造られているとのことです。

淡いオレンジ色に控え目ながらフレッシュな印象の香り。

アタックは柔らかくピュアな印象ながら、驚くほどのうまみを感じます。

後味にはしっかりと果皮由来の渋みを感じるため、アルコール度数8.5%とは思えない生命力を感じられるワインに仕上がっていました。

中尾氏によると、海外のオレンジワインは常温で飲むことが多いが、しっかりと冷やして美味しいオレンジワインというのが興味深いとのこと。

日本らしい味わいに仕上がっているのではないか、といったコメントも納得いくものでした。

ほか特別なワインも試飲!

試飲会では、ドメーヌヒデのワインの中でリリースしてこなかった幻のワインをウィルトスのプライベートワインとした…という、“OH MY TOMBE”といったワインも登場。

なんと勝沼にあるお墓に囲まれた小さな畑から収穫されたマスカット・ベーリーAを使用したものだそうで、ラベルにも“おばけ”をモチーフとしたデザインが施されています。

2018、2019、2020とヴィンテージ別で楽しめたほか、ドメーヌヒデ定番ワインの「BEBE」も試飲することができました。

また、「wa-syu」と山梨県のワイナリー「岩崎醸造 (シャトー・ホンジョー)」のコラボレーションワイン「IWAI KAMOSHI-SPARKLING」シリーズも試飲。

甲州の魅力をダイレクトに感じられるクリーンな仕上がりは、さすがです…。

日本ワインと一口にいっても、さまざまな魅力があることが今回の試飲会を通じてあらためて学ぶことができました。

日本ワインの可能性を感じよう

今回の試飲会で、日本ワインは“確実に進歩している”ことを実感しました。

ちなみにドメーヌヒデでは、まだまだ面白いワインを模索中だということ。

日本ワインは、まだまだ面白くなりそうです!

参考

「【ドメーヌヒデ ×wa-syu】壺仕立て オレンジ 甲州 2021」商品詳細ページはこちら

https://wa-syu.com/products/cbo92300

「ドメーヌヒデ」アイテムリストはこちら

https://bit.ly/36XzpzQ

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